自然は真理の化身


今回の東日本大震災によって、東北地方の広範囲は東に向かって大きく(5.3メートル)引き伸ばされてしまいました。
また巨大津波は、堤防や家屋、街を破壊し尽くして呑み込み、海中に引き摺り込んでしまいました。


マグニチュード9・0という地震がもたらす破壊力と自然災害の恐ろしさを、私たちは思い知ったのです。


しかしもし仮に、いま世界各地で頻発する局地的大地震などではなく、大陸の陥没や隆起といった、超巨大変動が起こったとしたらどうなるでしょうか。


大陸陥没や隆起などが、現実に起きるはずはないと言い切れる人はいないでしょう。
何故なら地球は、過去に地殻変動による陥没や隆起を繰り返した結果、今の大陸を形成しているに過ぎないからです。
高い山々から貝や魚などの海中生物の化石が発見されるのが良い例です。
今の大陸や山々は、プレート同士がぶつかり合い隆起したものです。
また、大陸が陥没してしまったと思われる現象も世界中に遺されています。
例えば与那国島海中の遺跡跡やアレクサンドリア沖の海中遺跡などは有名です。


チャーチワードやプラトンが唱えたムーやアトランティスといった伝説の大陸の陥没といったような、地球規模での大地殻変動が起こったとしたら、その揺れや津波の規模は東日本大震災の比ではないでしょう。
現在ある大陸や島々が陥没し、海の一部が隆起する可能性だってゼロではないのです。
前に紹介してきたような、文明の滅亡すら起こり来る可能性があるのです。
そのような天変地異が起こるとするなら、正に人類存亡の危機、否、すべての生命が存亡の危機に晒されてしまうでしょう。


すでに前に紹介したように、古代文明は非常に高度な技術を誇り、そして恐竜とも共存していた時代がありました。
地層も進化論学者の唱えるように、すべての時代の地層が、気の遠くなるような時間をかけて堆積したものではなく、天変地異が引き起こした大洪水や巨大津波などによって一気に堆積した地層も存在するのです。
その証拠の一つが化石と言われます。
化石は「瞬時密封」と「高圧力」に晒されたために起こる現象だからです。


進化論・斉一説は、動植物の死骸の上に土砂が流れ込んで埋め尽くし、長い年月が経つうちに、水や土砂に含まれたさまざまな鉱物が骨にしみ込んで、骨の成分がしだいに鉱物と置き換えられて化石になる、としています。
つまり化石化現象が起きるには、地層の形成と同様、膨大な年数がかかるといいます。
しかし、この考えは不自然な点が多く、普通、動物などの遺体は化石化される前に、地上から跡形もなく消えてしまいます。
動植物が陸上で死んだ場合、遺体や枯れ葉は他の動物の餌となったり、バクテリアの働きで腐敗・分解されて、数ヶ月から数年のうちに自然消滅してしまうのです。

進化論者が、化石化する場所を沼や湖にこだわるのは、流れ込んだ土砂で遺体が覆われ、自然消滅せずにすむと考えているからです。
しかし土砂に覆われ、他の動物の餌になることから免れたとしても、骨が鉱物化するまでの長時間、バクテリアによって腐敗・分解されずに残るのでしょうか‥。
もしそうであるなら、各時代の地層の中にも、もっと多くの化石が存在することになります。

同じように海中の生物のクラゲ、海綿などの軟体動物はほとんど水分で出来ているため、遺骸は極めて短い時間で分解され跡形もなくなってしまいます。
また、古代魚竜のイクチオサウルスの化石は、まさにちょうど子供を産んでいる瞬間、一瞬で化石になってしまっています。
こうした軟体動物やイクチオサウルスの出産の瞬間の化石が存在しているということは、何らかの事情によって素早く泥に埋もれ、瞬間的に化学変化が起こることが絶対条件なのです。
数百万年もかけた堆積作用で、それらが化石化されることは絶対にあり得ないのです。


創造論説を唱える人は、化石化は遺骸が腐敗・分解する前に、急激な化学変化が起きた結果であるとします。
つまり「密封」と「高い圧力」さえあれば、化石化するのに膨大な時間は必要ないとしています。
事実、物質に高圧力をかけると、短期間でまったく異なる物質に変化します。
代表的な例は「炭」からごく短時間で生成される「人工ダイヤモンド」です。
化石の原理もこれと同じで、急激な密封と高圧力の条件さえ揃えば、生物の体は一気に変化して、硬い石にもなります。
そして動植物の遺骸を瞬時に密封し、その後に高圧力をかけるという条件に合致するのが、急激な土砂等が堆積する大津波や大洪水だというのです。



鮮明に遺されたパラクシー川流域の恐竜と人間の足跡痕は、恐竜・人間ともに足跡の形状から、何かから逃れるように必死に走っている状態であることが判っています。
恐竜と人間は、一体何から必死に逃げようとしていたのでしょうか?


まず、鮮明な足跡はどのように化石化して残されるのかを考えると、柔らかい砂浜や泥沼を歩いた場合ですが、この状況だと実際は足跡はしばらくすると消えてしまい、砂浜や泥土は元の平らな状態に戻ってしまいます。
砂浜や泥沼を歩けば、ものの数十分もして戻ってみれば、跡形もなく消えています。足跡の周りから染み出た水や外から流れ込んだ水が踏みつけた圧痕を消し去ってしまうのです。


足跡化石ができる条件としては、ごく短時間のうちに固まる性質を持っていなければ足跡は残らない。
その条件は、生コンの状態がピッタリなのだそうです。
ではどうしたら地層が生コンのような状態になるかというと、ノアの洪水のように、通常では考えられないような大豪雨が降り続いた場合です。


大きな雨粒が凄まじい勢いで地上を叩き続け、なだらかな丘陵地帯は荒々しい渓谷へ変わっていきます。
粉々に砕けた土砂に含まれるカルシウムイオンは雨水と混ざって炭酸カルシウムとなる。その結果、生コンと同じ石灰質性の土砂が大量に生成されていく。
それらの土砂は、大豪雨によって発生した大洪水で運ばれ、辺り一面に敷き詰められます。
水が退いた後、まだ軟らかさの残る土砂の上を、大洪水や津波から逃れようとした恐竜と人間が高台に向かって一目散に走り抜ける。
そして固まった足跡の上に、やがて泥や粘土を含んだ大津波が押し寄せ、足跡を覆い隠す‥。
地層から、パラクシー川の恐竜と人間は、このように襲い来る巨大津波から必死に逃れようと走っていたと思われるのです。


上に紹介したのは「恐竜と共に滅びた文明」の著者、浅川嘉富さんの説ですが、発見される動植物の化石や恐竜と人間の足跡痕も、このような経緯で化石化された公算が大きく、それは大天変地異によって引き起こされたと考えるのが自然なのです。


そうすると、創造論者の唱えるように、天体衝突、地殻変動、地軸移動、大気激変、大洪水など、さまざまな地球的規模のカタストロフィーが、過去において繰り返し発生しているという「動的自然観」は、非常に説得力を持って迫ってくることになります。


ただわたしは、創造論のいう「聖書の創世記の通り七日間で天地は創造された」とする説には異を感じてしまいます。
創造主がいくら全能だとしても、僅か七日間で天地万物を創られたとは、どうしても思えません。
神は、宇宙剖判から人類誕生まで、果てしない時間をかけて創造され、人間の創造もご苦心にご苦心を重ねられ、全知全能を振り絞られて創造された、とわたしは考えます‥‥。


それはさておき、日本でも「竹内古文献」という文献に、地球は過去、何度も天変地異に見舞われていたことが記されています。
この竹内古文献は、正統と言われる学者たちからはまったく相手にはされず、研究対象にもなっていない異端の書と呼ばれています。


その竹内古文献によれば、文明は天変地異によって何度も興亡を繰り返しています。
天浮舟などを駆使し、世界中を飛び回るような高度文明も、大洪水や地殻変動によって何度も泥の海になり、そのたび五色人類が全滅しています。


「地球、数百度土の海となり、岩石の角丸くなる。蛤がらの岩石、また石の中にあるが、土の海となりたる証なり」

「天変地異あり、万国五色人全部死す」

「天地大変、土の海となり五色人全部死す。ミヨイ国、タミアラ国、海の底に沈む。アア、オトロシへ。」


といった記述が幾度も出てきます。
この中のミヨイ国、タミアラ国という大陸が海中に没したという記述などは、伝説のムーやアトランティスの大陸のことを指しているのかも知れません。


話が少しズレますが、竹内古文献では「木に餅がなる」という不思議な記述がたびたび出てきます。


「地球万国、全部土の海となること二度に及び。土海になる前後に必ず大木、小木に餅がなる」


などと、各時代の大変動の前後に「木に餅がなる」と数多く記されているのです。
これはエジプトを脱出したモーゼとユダヤ人が40年荒野を彷徨った時、神が与え下さった「マナ」を想起させます‥。
きっとマナ(餅?)は、神が人類に与えたもうた非常食なのかも知れませんね。



ところで、大陸陥没説を世に発表したジェームズ・チャーチワードは、ムー大陸などの巨大大陸の陥没の原因をガス・チェンバー(空洞)によるものである、という説を唱えています。
それによると、ムー大陸があったといわれる太平洋の地殻の下には、火山帯によってつくられた、ガスチェンバーが存在していた。
地底火山の活動によって地中に発生した、非常に爆発しやすい性質を持ったガスは、地殻を形作る花崗岩に蜂の巣のような穴をあけてしまう。
このガス溜まりが海底や地上の火山噴火など、何かのひょうしで地上に抜けてしまうと、後は非常に脆い地下空洞が出来上がってしまいます。
ようやく大陸を支えている状態の地殻も、ひとたび崩れ始めると、連鎖反応を起こして大陸が大陥没してしまうというのです。


チャーチワードによれば、こうした例は、古生代、中生代、新生代を通じて現在に至るまで地球上に繰り返し起こってきたことだと唱えています。
そしてこのガス・チェンバーは、地球上至るところに存在するものである、と述べています‥。





『広い世界に出て、自然の手でかかれたものを学ぶがよい。
自然は人間のために用意された偉大な学校だ。自然は理屈を言わない。自然は嘘をつかない。自然は真理の化身なのだ。
あらゆる岩が、その風雪にさらされた肌に、刻みつけられた物語をもっている。それは真実なのだ。』





古代文明の研究に心血を注いだチャーチワードに、インドの古い寺院の高僧が語った言葉です。
この高僧の短い言葉に、これまで縷々述べてきたことが詰まっています。


過去の文明人が持っていた叡智は、現代物質文明人を凌駕します。
重さ何千トンの巨石をトウフでも切るように切り出して持ち運び、カミソリの刃さえ入らぬ精巧さで積み上げ巨石都市やピラミッドを造りあげる。
化石燃料を使わず、重力の束縛を受けない乗り物で大空を飛び回り、世界地図を作成し、ナスカの台地に地上絵を書き記す。
‥そのような自然エネルギーを駆使した古代文明人の叡智を、わたしたちは尋ねなければなりません。


古代文明人が知っていたこうした力、それはこの世界が終わりを告げる前に、再び人間によって取り戻されねばならないのです。
それは人間たちが、美しい地球の未来を創りたいと祈り、正しい行動をすることによって、創造主たる神様が導いてくださるものと信じます。





以上、三回に分けて「恐竜と共に滅んだ人類」「高度文明を誇った古代文明」を紹介しました。(完)


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