新嘗祭


今日は仕事で宮内庁へ来て、いま皇居から出たところです。
昨日は勤労感謝の日でした。そして、宮中では最重要祭祀「新嘗祭」が執り行われた特別な日でした。


天皇陛下がその年の収穫を神に感謝する祭祀です。
その儀式に、天皇陛下がご体調を崩されていらっしゃるためにご不在‥。
代わりに掌典長という役職の方がお供物を供え、祝詞を奏上されたということです。
宮内庁の掌典長室の前も通りましたが、さすかに今日は電気が消えてました。


この新嘗祭に天皇陛下御自ら臨まれないことは初めてのことだとか‥。
今年獲れた食物を神様と天皇陛下がご一緒に食事される儀式に、天皇陛下がご不在という事態‥‥。
陛下のご体調を案ずれば、やむを得ないことと拝察致しますが、これは何か神様からの警告的なメッセージが込められているような気もしてしまいます‥。


一年の自然の恵みを、全世界人類を代表して陛下が神様に感謝申し上げて下さる儀式に、天皇がご不在‥。
もしかして私たちが、人間の生命を支えてくれる「食」への感謝の心が足りないのかも知れません‥。


今回の出来事から、来年の人類界の行方を案じてしまうのは、考え過ぎでしょうか?
食の危機が一段とクローズアップされるような気もしてしまいます‥。
こんなわたしの思いが杞憂であれば良いのですが、私たちはもっと、自然の恵みに対して、感謝の念を持たなくてはならないでしょう。
感謝の思いでの体現、「いただきます」「ごちそうさま」はもちろんですが、恵みを与えてくれる自然への感謝の証として、食べ物を無駄にしない、自然を汚さない、ということをもっと心掛けていきたいと思います。


ともかく、御所に向かって陛下のご快復を心より祈念させていただきました。

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