出雲の社


『出雲の大社に詣でて見侍ければ  天雲たなびく山の半ばまで片そぎの見えけるなん  この世のこととも覚えざりける  やはらぐる光や空に満ちぬらん  雲に分け入るちぎの片そぎ』


と、久安元年(1145年)大社に詣でた寂蓮法師が、巨大な社殿に畏敬驚嘆して詠まれた天下無雙の大厦。


「大国主大神」を斎祀る出雲大社は、昔の社殿は高さ約97メートル(!)、その後約48メートル(!)となり、現在の24メートルとなったといわれています。


1000年以上前にそんな壮大な建造物を建立し得た、日本人の建築技術の高さが窺えますね。
5500~4000年前、木造巨大都市を築いた青森県の「三内丸山遺跡」の発見もそうですが、世界の四大文明よりも古い日本の古代文明の実態が、既に明らかにされています。
これは神様が日本の歴史の古さと文明の高さを、人類に証明させつつあるのでしょう(気付かれる人は鮮少のようですが)。


私も16年前、会社の慰安旅行で出雲を訪れたことがあるのですが、その時の慰安旅行のコースは今思い返しても不思議なコースでした‥。

確か羽田~広島原爆記念館~厳島神社~途中泊~松陰神社~因幡海岸~玉造温泉泊~出雲大社~稲佐の浜~美保神社~羽田というコースでした。

誇張な表現でなく当時吉田松陰を読み耽り、まだ見ぬ出雲大社へ想いを馳せていた頃でした。なので旅行コースが決定した時はビックリしたものです。
神様のお計らい下さったものと感謝して、慰安旅行ながら大社参拝時はスーツにネクタイで正装してお詣りしたものです。
あれから16年‥。今は新しい家族と無事に生活させて頂いていることを、御祭神に感謝とご報告へ行かせてもらいたいなぁ~‥と思っているこの頃です(金欠で無理っスけど)。



さて、御祭神の大国主大神様は神話では治めていた一帯を天津神様に国譲りされた尊い神様とされています。
その御神魂は、第六次元神界の主宰神「国万造主大神様」の御神魂を継がれ、国造りの働きを現界で体現なされます。
一部、伊都能売(イヅノメ)神ともご唱名されていますが、現界に天降れたことのない大国魂神様の魂を引き継がれ、現界に出づる実行役の神様です。
統治のみ役は天皇家ですので、言い換えれば将軍??みたいな神様ともいえると思いますが、その詳細は謎に包まれています。(統治者というより人類の神主、祭政一致の天職役といったほうがいいかもしれません)



ともあれ「天の下造らしし大神」と申される大国主大神様は、国造り村造り、政治に農耕、漁業や鉄工、人々の救済まで幅広く人々を導いた国造りの役割を担われます。
伊勢外宮にお祀りされている天照日大神様が天津神で縦のお役割なら、出雲の大国主神様は国津神で横のお役割ともいえるのでしょうか‥?


天津神とは外来系で、国津神は土着系の神様とする説が一般的です。
しかし、天津神様も国津神様も元は同じ創造主からそれぞれの役割を担っています。
一体、何をもって天津神と呼ぶかというと、天照日大神様から授かりし神宝を持つものが天が下を治める大任を担う者の証。これは何人たりといえども侵し能わざる問答無用の掟です。
「控えおろうっ!この紋所が目に入らぬかぁっ!!」みたいな‥?


一説には大国主大神様は、ユダヤの神宝の一部を携えて日本に亡命されてきたのですが、その残りの神宝を持った外来系の方々が日本にやって来られたので、大国主は国をお譲りになられた‥。
大国主大神様が正面を向いておらず西(イスラエル)を向いて鎮座されているのは、それを暗示している‥という説まであります。



それからこれは有名な話しですが、出雲大社は「神無月」の10月を「神在月(かみありづき)」といい、「神在祭」というものを執り行っています。
その神在祭の期間中は、世界中の神々様が出雲にお集まりになり、次年度の計画を話し合う「神様会議」なるものが開催されるというから驚きです。
神様会議‥、不敬ながらぜひ国会中継ならぬ「神様会議中継」を見てみたい気に駈られてしまうのはわたしだけではないでしょう‥。
その神様会議に各地の神々様が参加されるため、一般の地方は神様がご不在になるので「神無月」と呼ばれるのですね。




‥しっかし、神話の世界は謎がいっぱい。
神霊界には人間が知ることの許されぬ秘め事が多々ありますので、一般人のわたしなどが知ろうとするのもおこがましい。
でも、つい知りたくなるのが人情というもの。
ただ残念ながら、次世代の頃でしょうかね~。謎だらけの『真正世界史』が明らかにされていくのは‥。



それから、出雲とともに参詣させていただいた「美保神社」も、ある御神宝が辿り着いた謎一杯の社です。
大国主神様のご子息神「言代主大神様」がご祭神なのですが、長くなりますので、またの機会に。

この記事へのコメント

きょん
2012年03月07日 01:04
私も迷い子だったんですが、脱出しました(*^_^*)
法滅尽経の所にコメント書かせてもらってます。よかったらみてみてください。
管理人
2012年03月08日 20:30
きょんさんコメントありがとうございました。
鶏頭の国に弥勒菩薩がお出ましになられた由は知りませんでした。さっそく読んでみますが真偽の判断はしっかりしたいと思います。

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