良縁を結びたい


イエス様がガラリヤ湖のほとりで、漁師のペテロとアンデレに「わたしについて来なさい。今日から人間をとる漁師にしよう」とお述べになると、ペテロとアンデレはすぐさま網を捨てて従い、イエス様の弟子になりました。


素直の極致とも思える二人の行動です。
しかし「素直は得だな~」と、ただ感心するのもどうかとも思いますが、この場合は文字や言葉では表せない、霊的(直感的)な何かを二人は感じ取ったに違いありません。


遭うべくして逢った関係を邂逅(かいこう)といいますが、イエス様と二人は正に霊的因縁により必然的に出逢ったのでしょう。
おそらくイエス様とペテロ・アンデレの間には、前世、いえ、きっと遠い昔からの因縁があったと思われます。


人と人を繋ぐ、奇しき縁。人はこの呪縛から逃れることはできません。
「袖触れ合うも多少の縁」ではありませんが、人は過去世で縁あった人々と、再び今世で廻り合います。
それが良い縁であればいいですが、悪縁だと大変でしょうね。。。


人の生まれ変わりの周期がどれくらいなのかわたしには分かりませんが、過去に争い合ったり、殺し合ったり。あるいは騙して苦しめたり、苦しめられたり‥。
そんな人同士が再び生まれ変わって、今世で出逢ったとしたら‥。
考えると怖いものがありますが、会社の人間、友達、家族、夫婦の間も、案外こういった関係で成り立っている場合が多いのでしょう。
過去からの縁があるからこそ、今出逢っていると思われますから。


きっと苦しめられた方は、過去に自分を苦しめた人が無性に気に入らないでしょう。訳はないけれど、憎くて仕方ない。
で、いじめたり騙したりして前世の仕返しをしてしまう‥。な~んてことがあるのかも知れません。


陰湿で暗く、殺伐とした現代社会も、この前世の悪因縁を精算するために起こっている現象なのでしょうか??


もし人が生まれ変わりを信じられるのであれば、なぜ自分に悩みや苦しみというものが起こってくるのかを悟ることができるでしょう。
今、自分に起こっている悩みや不幸は、過去、自分が行っていたことが今返ってきているのだ、という事実‥。
因果応報。この宇宙の法則がある限り、犯した悪は必ず自分で精算しなければなりません。
悪を犯したことのない、という人はおそらくいないでしょう。
過去からの悪因縁を断ち切るためには、イエス様の教えの如く、他人を裁かず、敵を許し、愛し、迫害する者のために祈る‥ということが非常に大切だと思われます。



もちろん、書いた通りすぐ実行できるほどたやすいことではありませんが、世界の平和を願うのならば、まず自分の周りが平和でなければなりません。
小さいことと思われますが、自分の思い=想念を変えていく努力は、地球と人類に大きな影響を及ぼしていくと思われてなりません。


人間は地球にとって細胞のようなもの‥。
悪い細胞は周りにも影響を与え、しまいに病気などを発生させてしまいますが、良い細胞も周りを感化して、正常で良い影響を与えていくものではないでしょうか。



イエス様とペテロたちのような問答無用の美しい良縁を多くの方々と結べるように、正しい神仏に仕える気概を持って、己に巣食う邪心や誘惑を退け、日々を過ごしたいと願っております‥m(__)m

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